1960年代から難民等により勝手に作られた集合住宅で東京ドームよりも狭い土地に5万人の人が住んでいた世界で最も人口密度の高い場所でした。
劣悪な衛生状態と犯罪の多さで無法地帯となっていましたが、現在では取り壊されて公園になっています。
建物躯体はシナベニアや木製薄板。
初めに暗いグレーで全体をスプレーしておき、軒下の影になる部分をマスキングしてからコンクリート色の明るめのスプレーをかける。
これで建物に奥行きとメリハリが生まれる。
防犯用の柵は0.4ミリの銅線を半田付け。
洗濯物は0.1ミリ厚の鉛の板(ホームセンターで購入)に薄く水性の白を塗ってくたびれた感じを出す。
屋上には現在ではありえないルーフトップスラムと言われるバラックが多数存在したので、1ミリ厚の薄板に鉄筆で線を掘り、トタンの屋根などを表現する。
トラムカーはプラバンで制作。
そのほかの立川伸氏作品立川伸 塗装済み完成品 HO(1/87)サイズ香港の悪の巣窟 九龍城塞(クーロンジョウサイ)作品サイズ(ケース含む):約幅370mm 奥160mm 高さ320mm備考:アクリルケース付属。
鉄道模型月刊誌「RM Models 286号」の特集掲載作品。
情報編集:さかつうギャラリー
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