ダージリンヒマラヤ鉄道(インド)の機関車は1892年英国シャープ・スチュアート社Bクラスをモデルにして正確に再現。
ティンダリア工場の車庫で静かに朽ちていく場面を空想しました。
機関車はほぼ9割が木材からの切り出し、曲面部分は丸い骨組みに細く切った2ミリ厚の薄板を並べて貼り付けてから紙やすりで曲面に成形。
運転席の細かい部品は銅線などから制作する。
建物の構造はシナベニアと角材。
構造が完成したら、はじめに缶スプレーのジャーマングレーとNATOブラウンを交互にスプレーして暗い調子を作り、その後に明るいサンドなどの薄茶色のスプレーをかけて立体感を出しておく。
さらにドライブラシなどで細部にアクセントをつける。
トタンの壁は段ボールに彩色したものを使用。
後はアンティークマスター、各種錆色の塗料やパステル、色鉛筆などで金属が錆びたあとでほこりを被ったように仕上げ、最後に艶消しクリアを吹いて完成。
そのほかの立川伸氏作品立川伸 塗装済み完成品 1/26スケール廃車体のある風景 TINDHARIA WORKS(ティンダリア・ワークス)作品サイズ(ケース含む):約幅520mm 奥200mm 高さ290mm備考:アクリルケース付属。
鉄道模型月刊誌「RM Models 289号」の「廃車体のある風景」特集掲載作品。
情報編集:さかつうギャラリー
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